

マッサージの仕事に興味はあるけど、
資格がないのは不安だし、どんなのがあるんだろう?
この記事では、これからセラピストを目指したいと思っている方や、
すでにセラピストとして働いている方へ向けて、
資格についてまとめました。ぜひご覧ください。
筆者紹介
廣砂 朋代(ひろすな ともよ)
2009 年からセラピストとして活動をスタート。2018 年、⼀⼈⼀⼈のセラピストに合わせた指導理論を確⽴。2019 年に独⽴、現在はお客様の施術をしながら、スクールオブリラクの講師を担当している。施術⼈数は3000 ⼈以上、施術回数は1 万回を超える。
目次
マッサージの資格は、大きく分けて2種類ある
マッサージの資格を取得しようと思った場合、
・国家資格
・民間資格
の2つにまず分けられます。
国家資格の代表例
あん摩マッサージ指圧師 | はり師 | 灸師 |
柔道整復師 | 理学療法士 | 医師 |
看護師 | 薬剤師 | 作業療法士 |
公認心理士 | 言語聴覚士 | 精神保健福祉士 |
いわゆる指圧による「マッサージ」は、基本的にあん摩マッサージ指圧師によるもの。保険適用される症状もあります。
「整体」や「もみほぐし」は、民間資格者による治療外行為、というのが有名です。もちろん保険適用はありません。
次に民間資格の例ですが、これはもう数が多すぎるので省略します。
セラピスト 民間資格
等で調べれば色々出てきます。
スクールオブリラクの足裏鑑定士も、民間資格にあたります。
まずは治療目的なら国家資格、それ以外なら民間資格という感じでおさえておきましょう。
国家資格のメリット・デメリット
ここまで見てきて、

じゃあ出来る事の多い国家資格を目指せばいいの?
とお考えの方もいるでしょう。
気持ちは分かります。
ですが、国家資格はメリットばかりではないのも事実あるのです。
メリット | デメリット |
保険適用の行為が出来る 肩書によってお客様の信頼のハードルが低い 監修や本の執筆などに横展開しやすい | 資格取得までに年単位の時間がかかる場合がある 大学や専門学校の学費は基本的に高い 授業や試験は知識に寄りがち 学校には若い人が多い |
これは将来独立開業をして自分で稼いでいきたい方に向けてですが、
あん摩や針灸、柔整などの経営は、保険適用になるものも多く、客単価が安くなる傾向にあるため、独立開業には工夫が必要になるでしょう。
もちろん上手くやっている人もいますよ。
民間資格のメリット・デメリット
もちろん、民間資格にもメリットとデメリットがあります。
分かりやすく、国家資格の反対と出来れば説明しやすかったのですが、本当に様々な民間資格があるので一概にはしにくいんですよね。
メリット | デメリット |
✓大学や専門学校よりは期間も費用も低め ✓授業は実技が多い傾向なので、実践に早く慣れることができる ✓様々な年代、性別、目的の方がいる | ✓保険適用の行為は出来ない ✓国家資格者よりもお客様との信頼関係を築くのが難しい ✓授業は現場で早くデビューさせるようにするので、知識が薄くなりがち ✓知識だけならまだしも、技術自体もヤバいことがある |
本当にやる気があって頑張っているセラピストもいるのですが、一部の質の悪い方たちがこの業界の評判を落としてしまっていることも事実です。
余談ではありますが、だからこそ私たちはこの事実にしっかり向き合い、セラピストとして自分を磨くことの面白さや楽しさをより多くの人に知ってもらいたいと、このスクールを立ち上げました。
で、結局どれにすればいいの?
これは、実は記事を読んでいるあなたにしか分かりません。
なので、自分自身にぜひ問いかけてみて下さい。
あなたがマッサージをしたいと思ったきっかけは何ですか?
あなたが理想とするのはどんな人ですか?

どの道を選んでも、それは経験という財産に変わります。
「まず何か出来ることをやってみる」でいいと思いますよ。
気楽にいきましょう。
まとめ:マッサージの資格は国家資格と民間資格がある
・国家資格は保険適用の行為が出来る
・民間資格は保険適用の行為が出来ない
以上です。まずはご覧いただきありがとうございました。
もし、ここまで読んで民間資格の方に興味が湧いた方は、
ぜひ当校の体験コースをご予約下さい。
お会いできるのを楽しみにしております^^
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